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| また外縁は蒲鉾〔かまぼこ〕形の突帯線で囲まれています。吊手孔は頭部の中心軸の上方にあり、磨耗〔まもう〕(すりへること)が進み卵形となっています。また撞座は下半身の裾部〔すそぶ〕近くにあり、蓮華文を陽鋳していますが、かなり磨耗し、それとわかる程度です。法量は身高48.0cm、身幅41.5cm、縁厚1.2cm、重量7.5kgです。 吊手孔と撞座の間につぎのような銘が、縦書に陰刻されています。 (原銘) 「奉納 本国下総州相馬郡法雲山吉祥禅寺打板 應永七 三月廿日 旦那沙弥祐壽 住持比丘周建誌之」 (追銘) 「宝泉寺常住 永禄第六 八月吉日 豆州中島郷 施主 檀那高橋妙経 敬白大工斎藤」 この銘記の原銘と追銘をみますと、応永7年(1400)、沙弥祐寿が、下総相馬郡法雲山吉祥寺に寄進した打板を、永禄6年(1563)8月、高橋妙経が伊豆の宝泉寺に奉納したことになっています。この雲板がどのような事情で陽泰寺に移ったかは不詳です。 |
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