特別展 「上田・小県地方の山岳信仰」
会期 平成15年9月13日(土)〜11月10日(月)
会場 信濃国分寺資料館展示室 (駐車場あり)
時間 午前8時30分から午後5時
休館日 毎週水曜日・祝日の翌日
入館料 大人250円、高校・大学生180円、小・中学生60円 団体割引あり(20人以上)
内容  古来、人々は山を神聖な場所として仰ぎ見てきました。とりわけ山容の秀麗な山、険しい高山は神霊が降下したり、祖霊が宿る場所として崇拝の対象となってきました。また農耕生活を営む人々からは、流水の分配をつかさどる水分(みくまり)の神の宿る霊山として、広範な信仰が寄せられてきました。
 今回の特別展では、信仰の対象とされたヤマヤマに関係する神社や寺院の文化財、修験関係資料、雨乞い行事関連資料、山岳信仰に関係した小金銅仏、錫杖などの貴重な資料を展示します。
 主な展示資料としては、四阿山(あずまやさん)の信仰に関わる真田町の山家神社所蔵の銅造御正体(みしょうたい)や鰐口(わにぐち)、独鈷山(とっこさん)に関わる上田市前山寺や中禅寺所蔵の水盤、水竜、掛軸、仏像、仏具などの資料、夫神岳(おかみだけ)の雨乞い祭である「岳の幟」の幟や三頭獅子、ささら踊りの装束などの資料があります。
 また、修験や石尊信仰の祈祷札や文献、山岳信仰との関わりが伺える錫杖(しゃくじょう)、同鋳型、小金銅仏、上田市の常楽寺に伝わる聖観音画像などの文化財、参考資料として信濃国分寺所蔵の仏具などの資料があげられます。これらの重要な資料を通して、古代から近世までの上田・小県地方の山岳信仰の一端をご理解いただければ幸いに存じます。
 最後に今回の特別展の開催に際しまして、貴重な資料をご出展いただきました皆様方、またご指導、ご協力を賜りました関係各位、諸機関に対しまして、厚くお礼申し上げます。
講演会 「岳の幟にみる山の信仰」
9月28日(日)午後1時30分〜
講師 宮本 達郎氏(上田市誌編さん主任)
「東信地方の山岳信仰」
10月19日(日)午後1時30分〜
講師 小山 丈夫氏(むれ歴史ふれあい館学芸員)
「信州の山の信仰」
11月9日(日)午後1時30分〜
講師 笹本 正治氏(信州大学人文学部教授)
問い合わせ 信濃国分寺資料館(27−8706)