平成21年春季企画展「上田地方の古代・中世・近世文化―最近の発掘調査成果から―」
会期 平成21年3月14日(土)〜5月10日(日)まで
会場 信濃国分寺資料館展示室(無料駐車場あり)
時間 午前8時30分から午後5時
休館日 毎週水曜日・4月30日・5月7日(4月29日・5月6日は開館)
入館料 一般250円、高校・大学生180円、小・中学生60円
(20人以上団体割引 一般200円 高校・大学生100円 小・中学生40円)
内容

 上田地方には古代から中世までの遺跡が多数存在し、近年の市教育委員会の発掘調査により、その生活や文化の解明が進行しています。上田市諏訪形の渋取田遺跡からは古墳時代・平安時代の竪穴住居跡が13棟、時期が不明な掘立柱建物跡が4棟出土し、土器・石器・須恵器・灰釉陶器などが多数発見されました。この遺跡から発見された大型の須恵器の甕(かめ)は、今までの市内の出土資料の中では最大のものとみられます。

 また半過古墳群では4基の古墳が確認され、フラスコ型瓶(へい)や直刀・鉄鏃(てつぞく)・釘・耳飾り・ガラス小玉などが出土しました。この古墳群の近くの中の沢遺跡では、弥生時代後期から古墳時代初頭、古墳時代後期、平安時代、時期不明の竪穴住居跡が合わせて7棟出土しました。特に縄文時代早期の押型文(おしがたもん)土器が20点ほど出土し、注目されました。

 この他に浦野城跡からは2棟と推定される礎石建物跡や15世紀後半から16世紀の陶器や内耳土器が出土しました。中丸子遺跡からは古墳時代初頭の特殊器台が出土しました。また上田城下町の木町からは甕3点や木製のゾウリなどが発見され、当時の人々の生活が推測されました。さらに現在上田高校のある上田藩主居館跡からは、東南隅の地点から江戸時代後期の軒瓦が出土しました。

 今回の企画展では、こうした新しく発見された資料を通して、上田地方の歴史と文化を紹介いたします。

展示説明会

3月20日(祝日)・4月19日(日)、午前10時、午後2時から各1時間程度、当館職員が展示解説を行います。
(事前の申し込みは不要で、当日時間までにご来館願います。なお入館料が必要。)

問い合わせ 信濃国分寺資料館 (TEL 0268-27-8706)