上田地方には奈良・平安時代に古代の重要な官道である東山道が通り、そのルートが推定されています。また近年の発掘調査により、県内の東山道推定ルート沿いの古代遺跡から遺物の出土がみられます。
今回の特別展では、こうした遺跡から出土した石製模造品(阿智村神坂峠遺跡・軽井沢町入山峠遺跡出土)、陶磁器(箕輪町中道遺跡・塩尻市吉田川西遺跡・佐久市前田遺跡など出土)、瓦(松本市大村遺跡・上田市信濃国分寺跡出土)、硯(飯田市恒川遺跡群・松本市県町遺跡・大輔原遺跡出土)、帯金具(千曲市屋代遺跡群・佐久市聖原遺跡出土)などの貴重な資料を展示します。
また信濃における東山道ゆかりの万葉歌や万葉歌碑についても紹介します。歌碑は阿智の神坂神社、松本の薄川河畔や保福寺峠、上田の浦野、軽井沢の旧碓氷峠などに建立されており、写真パネルで紹介します。
○9月27日(日) 午後1時30分から3時30分 講師 阿智第三小学校長 市澤英利氏 「神坂峠と石製模造品と古東山道」
○10月4日(日) 午後1時30分から3時30分 講師 浅間縄文ミュージアム主任学芸員 堤 隆氏 「考古資料から見た佐久地方の東山道推定路」
○10月18日(日) 午後1時30分から3時30分 講師 とちぎ生涯学習文化財団埋蔵文化財センター部長補佐 中山 晋氏 「下野国における推定東山道」
(聴講には入館料が必要です。事前に電話でお申し込みください)
9月20日(日)・10月24日(土)の午前10時、午後2時から各1時間程度、当館職員が展示解説を行います。 (入館料が必要です。当日時間までにご来館願います)